「ドバイ不動産を数年前に購入したけれども売却したい。どうやって売却したらいいの?」
「ドバイ不動産を数年前に購入してまだ完成していないけど、売却できるの?」
「保有中のドバイ不動産って、今売ったらどのくらいになるの?」
海外不動産投資では、竣工(完成)の数年前に購入するプレビルドの形が一般的です。ドバイ不動産も、同様で販売開始が竣工(完成)の5年前、6年前という物件も少なくありません。
5年、6年経過すれば、ドバイ不動産を購入した方の経済状況やドバイ経済の状況も大きく変化します。今回は、保有中のドバイ不動産を売却するためには、どうすれば良いのか?について解説します。
そもそも、ドバイの不動産は、売却できるの?
もちろん、できます。
日本の不動産と同じように、ドバイの不動産も、中古で売買することが可能です。
とくに購入需要が大きい、ドバイの不動産であれば、買い手も見つかりやすく、問題なくドバイ不動産の売却が可能です。
- すでに竣工済みの物件 → 売却可能
- まだ竣工していないプレビルド物件 → 売却可能(「セカンダリー」と言います。)
です。
注意が必要なのは「まだ竣工していないプレビルド物件」は、ディベロッパー・物件によって、売却の制限がかかっているケースがあることです。
ディベロッパーとしても、転売狙いの人が数カ月でどんどん転売して、価格が上昇してしまうことは避けたいと考えています。
そのため、
プレビルド物件の売却では
- 50%以上の支払いが済んでいないと売却不可
- 20%以上の支払いが済んでいないと売却不可
- 購入後1年間は売却不可
というような売却制限がかかるケースがあるのです。
また、プレビルド物件では、権利証が発行された後でしか売却できませんが、この権利証の発行に数カ月、1年程度かかることも珍しくないため、その期間中は売却活動ができないのです。
ドバイ不動産売却の方法・手順
基本的な手順としては
- ドバイ不動産を売却できる不動産会社を見つける
- 不動産会社が売却活動をする(買いたい顧客を見つける)
- 買い手が見つかったら、売買契約を締結する
- 売買契約に伴い売却額を入金してもらう
- 登記変更を行う
- 売却完了
という流れになります。
ドバイ不動産を売却するためには、信頼できる不動産会社を見つける必要があります。
ドバイ不動産で中古物件を売却できる信頼できる不動産会社の特徴
- ドバイ在住の不動産会社で現地でのライセンスがあること
- 「ドバイ不動産を購入したい」という顧客を多く抱えていること
- ドバイの登記変更などの手続きのノウハウがあること
- 信頼できる不動産会社であること
- (英語ができない方)日本語が話せるスタッフ、日本人スタッフがいる不動産会社であること
が重要になります。
そもそも、現地での不動産会社のライセンスがなければ、売買の仲介業務ができないため、ライセンスが必要になってきます。ライセンスがあるのは、在ドバイの不動産会社です。(ライセンスがない不動産会社に依頼する場合には、最終的にはライセンスがある不動産会社を経由する可能性があります。)
また、「ドバイ不動産を購入したい」という顧客を見つけられなければ、いつまで経っても、売却が完了しません。
- 「ドバイ不動産を購入する顧客」を多く抱えている不動産会社
- 「ドバイ不動産を売却できるチャネル(ルート)」を多く持っている不動産会社
に売却することが、高値売却・早期売却のポイントとなります。
売却が下手な不動産会社に依頼してしまうと、いつまで経っても売却が完了しないどころか、相場よりもかなり割安で売られてしまうなど、金銭的なダメージを追ってしまう可能性もあるのです。
その後、買い手が見つかってからは、契約、登記変更などの手続きが必要になります。
ドバイでの中古物件売買の手続きがわかっていない不動産会社だと、ここで大きな問題が起きてしまう可能性があります。とくに買い手が外国人の場合は、問題が起きないような売買契約や確実な手続きが求められます。
ドバイ不動産売却で注意すべき点
1.信頼できる不動産会社を探す
前述した条件に合う不動産会社を探す必要があります。
- ドバイ在住の不動産会社で現地でのライセンスがあること
- 「ドバイ不動産を購入したい」という顧客を多く抱えていること
- ドバイの登記変更などの手続きのノウハウがあること
- 信頼できる不動産会社であること
- (英語ができない方)日本語が話せるスタッフ、日本人スタッフがいる不動産会社であること
上記、すべてがクリアしていなくても売却活動自体はできるのですが、多くの問題を抱えてしまうケースもあります。
まずは、複数の不動産会社に連絡して
- 売却活動を依頼するのにふさわしい
- あなたが信頼できると感じる
不動産会社を見極めましょう。
2.自分でも相場を確認する
プレビルド物件でも、完成物件でも、ドバイの不動産サイトで検索すれば、いくらで売却されているか?を見ることができます。
- 同じ物件
- 同じぐらいの広さ
- 同じような間取り(ベッド数)
で調べれば、売買に出ている物件が見つかるはずです。見つからない場合は、同じ築年数、近隣の物件でチェックしましょう。
その売却価格のやや低めの金額が基本的な「相場」と考えて良いでしょう。その売り物件は、まだ売れていない物件ですので、そこよりも若干安く出せば売れる可能性があるということになります。
当然、この相場確認で「売るかどうか?」の最終ジャッジも可能です。
- すぐに資金かが必要な方 → 相場の高い・安いは関わらず売却を判断
- 利益をある程度は確保したい方 → 相場で売れた場合に十分な利益があると判断できれば「売却する」
- 利益をある程度は確保したい方 → 相場で売れた場合に十分な利益が取れないと判断するなら「売却しない」
という判断です。
自分で確認した上で、不動産会社にも「どのくらいで売却できそうなのか?」をヒアリングすると良いでしょう。
3.手数料・コストを確認する
ドバイの不動産売却では
- 仲介手数料(不動産会社の手数料)
- サポート費用(現地の不動産会社ではなく、日本語が話せる不動産会社などを介する場合に請求されるケースがある)
- 登記変更などの手続きの費用
- 送金のための為替手数料(日本人通しの売買であれば、日本円での売買も可能)
などが発生します。
一般的にドバイの不動産売買では、売り手2.0%、買い手2.0%という手数料が設定されていますが、不動産会社によっては、上記以外の手数料が発生することもあるため、正式に売却を依頼するときには、事前に「どんな費用が発生するのか?」を確認しておく必要があります。
4.信頼できるかどうか?を確認する
オンラインでも、対面でも、実際に面談をしたうえで、ご自身で信頼できる不動産会社かどうか?をジャッジする必要があります。
相性が悪い不動産会社の担当者に依頼すると、ストレスだけが溜まってしまうため、相性の良い担当者、信頼できる担当者がいる不動産会社を選ぶ必要があります。
まとめ
ドバイ不動産の売却では
信頼できる不動産会社・不動産エージェントを探すこと
が最大の重要なポイントと言えます。
ここさえクリアできていれば、適切な売却金額で、契約も確実に、高値売却・早期売却が期待できます。
ここを間違ってしまうと、安く売られてしまう、契約でトラブルが起きる、手数料が高い、いつまで経っても売れない・・・など売却活動が全くうまく行かなくなってしまいます。
信頼できる不動産会社・不動産エージェントの特徴は
- ドバイ在住の不動産会社で現地でのライセンスがあること
- 「ドバイ不動産を購入したい」という顧客を多く抱えていること
- ドバイの登記変更などの手続きのノウハウがあること
- 信頼できる不動産会社であること
- (英語ができない方)日本語が話せるスタッフ、日本人スタッフがいる不動産会社であること
です。
ドバイ不動産を売却できる、信頼できる不動産会社・不動産エージェントを見つけましょう。