エジプトの不動産投資で注目のプロジェクトである「Iconic Tower(アイコニック・タワー)」について解説します。

Iconic Tower(アイコニック・タワー)とは?

Iconic Tower(アイコニック・タワー)とは

エジプトの新行政首都(ニューキャピタル)に建てられている超高層ビルのこと

を言います。

  • 高さ:394メートル(1,293ft)
  • 総面積:241,000㎡(2,590,000sg/ft)超
  • 階数:78階建て
  • 新首都の中心業務地区(CBD)の一部として建設中の20棟のタワーのうちの1棟
  • 建築家:Dar al-Handasah Shair & Partners
  • 開発者:CSCE Corporation(中国国家建設工程公司)
  • 建設開始:2019年
  • 完了:2023年

アフリカで最も高いタワー
新行政首都(ニューキャピタル)の象徴

となっています。

デザインは、ファラオのオベリスクの形にインスピレーションを得て計画され、ガラスの外装はエジプトの神アメンのシュティの王冠を表しています。

2021年7月に、タワーのすべての構造コンクリート工事が完了し、2021年8月24日にタワーは最高到達点394メートル(1,293フィート)に達しました。完成すると、アルジェリアのアルジェの大モスク・タワーを追い抜き、アフリカで最も高い建物となります。

完成すると、Iconic Tower(アイコニック・タワー)は、78階建て、地下2階になります。

1階から40階はオフィスとなり、次の10階はブランドアパートメントとなり、その後の30階は、5つ星ホテルの一部として最終的に完成予定です。

74階には展望デッキが設置され、訪問者は少なくとも360メートルの高さから新行政首都を眺めることができます。

中華人民共和国の巨大経済圏構想である一帯一路の一環としてプロジェクトが推し進められており、中国国営企業の中国建築によって建物が建設されています。

「Iconic Tower(アイコニック・タワー)」の現状

2023年開業予定のまま、開業という報告はありません。ただし、建物の構造自体は完成しており、すでにライトアップなどはされています。

まとめ

「Iconic Tower(アイコニック・タワー)」は、ほぼできあがっているタワーですので完成される可能性は高いものと考えられます。すでに多くの投資家が「Iconic Tower(アイコニック・タワー)」がある新行政首都(ニューキャピタル)に投資をしています。

ただし、完成予定はずれこんでいる状況である点に注意が必要です。

新行政首都(ニューキャピタル)の物件を購入する際にも、「Iconic Tower(アイコニック・タワー)」が見える眺望かどうかは、重要なポイントになります。

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