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ロイターによると、2024年1月4日、エジプト大統領のアブドルファッタハ・アル・シシ大統領は、ニューキャピタルについて「規模を2倍にする数十億ドルを投じる準備を進めており、最初の住民が少しずつ流入しつつある」と発言しました。

政府の職員は、2023年7月にニューキャピタルに建設された省庁に異動しました。

都市開発行政首都(ACUD)のハレド・アッバス会長いわく「当社には毎日約4万8000人の従業員が出社している」と語っています。政府は、推定で年間1.6%増加するエジプトの人口の一部をカバーすることを見込んでいます。

アッバス氏によると、カイロ東部からの電車は、昨年春に運行を開始し、モノレールは、2024年の第2四半期から開業する予定、最大10万戸の住宅が完成し、1,200世帯が入居したとのことです。

大手銀行などは2024年第1四半期までに本社を移転する予定です。

また、

  • 「グリーンリバー」と呼ばれる長さ10キロメートルの灌漑公園の造園が開始
  • 第2四半期までに9万3000席のスタジアムを備えた巨大なスポーツエリア、オリンピックシティを開設

が予定されています。

アッバス氏によると、都市開発行政首都(ACUD)は、第2期、第3期、第4期の基本計画を策定するコンサルタントを任命する用意があると述べました。mまた、「現在、多くの需要がある。そのため、直ちに第2段階に着手しなければならない。需要があれば、1年かそこらの期間後に第3段階に取り組むことができる」と発言しています。

第1期、第2期では、150万人の住民が見込まれており、168平方キロメートルの面積になります。第2期の開発は、2024年後半から2027年まで実施される予定です。

  1. 第1期では、インフラと建物に5,000億エジプトポンド
  2. 第2期では、インフラと建物に2,500億~3,000億エジプトポンド

の投資が予定されています。

開発資金は、都市開発行政首都(ACUD)の上場により、1,500億~2,000億エジプトポンドを調達する予定です。アッパス氏によると「6カ月以内に株式市場への参入を決定する準備が整うだろう」と述べています。

ニュースの見解

エジプト大統領のアブドルファッタハ・アル・シシ大統領や都市開発行政首都(ACUD)のハレド・アッバス会長の発言を見ると、順調にニューキャピタルのプロジェクトは進んでいるように思われます。

ただし、立場上、両者は否定的な見解は出せないので、100%信じ切るものではありません。

また、エジプトの財政は、通貨の過大評価、送金の減少、海外からの借り入れによる債務返済コストの高騰によって圧迫されている現状もあるため、ニューキャピタルのプロジェクトを進めるための資金を、より集めなければならない状況であることは変わらないことが「上場による資金調達」からもわかります。

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