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フィリピン最大級の不動産プラットフォーム「Filipino Homes」、ドバイでライセンス取得し中東進出を本格化

2025年6月、フィリピン最大級の不動産プラットフォーム「Filipino Homes」が、創業者アンソニー・ルテリオ(Anthony Leuterio)氏のドバイでの不動産ブローカーライセンス取得を発表し、中東市場への本格参入を果たしました。これにより、同社はドバイでの合法的な不動産取引が可能となり、フィリピンとUAE間のクロスボーダー不動産取引が加速すると見込まれています。

背景と展開:フィリピン人ブローカーとUAEの連携強化

この発表は、2025年6月3日(GMA News)および6月7日(ABS-CBN News)に報じられたもので、ルテリオ氏は「これからはフィリピン国内の不動産ブローカーが、私たちと提携してドバイの物件を正規に販売できる」と述べています。また、現地ドバイのブローカーもFilipino Homesと協力して物件を共同管理できる体制が整いました。

さらに、国際部門「FHI Global Properties」を通じて、世界的な基準のシステムとプラットフォームを活用し、両国間の開発業者との連携も進めていくとしています。

「ゴールデンビザ」需要も追い風に

ルテリオ氏は、「ドバイでは外国人投資家の間で“ゴールデンビザ”を目的とした不動産投資需要が高まっている」と指摘。こうしたニーズに対して、信頼できるフィリピン系不動産会社としてFilipino Homesが仲介役を果たすことが期待されています。

海外在住フィリピン人にも新たなキャリアパス

注目すべきは、ドバイ在住のフィリピン人労働者(OFW)にも新たなキャリアチャンスが広がっている点です。Filipino Homesでは、彼らが副業として不動産ブローカーに従事する道も開かれており、現地での収入源や将来的な独立の可能性を高めています。

ARES 2025の開催と今後の展望

また、同社は2025年7月1日〜2日にバンコクで開催されるアジア不動産サミット(Asian Real Estate Summit 2025, ARES)を主催し、1,000人超の不動産プロフェッショナルと30以上のデベロッパーの参加を見込んでいます。国際的なネットワーク形成にも注力する姿勢が鮮明です。

ニュースの見解

日本人投資家への影響と視点

日本人の海外不動産投資家にとって、Filipino Homesのドバイ進出は以下のようなメリットをもたらします。

  • 信頼性のある現地パートナー:英語とフィリピン語に加え、日本人向けに信頼できる仲介パートナーを見つけやすくなる
  • ドバイ不動産へのアクセス性向上:フィリピン経由でのクロスセルが可能となり、手数料や取引の透明性が向上
  • 資産分散の機会拡大:ASEAN圏+中東という投資地域の広がりにより、地政学リスク分散や為替分散も期待できる

今後、日本人がドバイ物件に投資する際の“入り口”として、フィリピン系のネットワーク活用が現実的な選択肢となる可能性が高まっています。


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