世界的な観光・不動産開発が加速する中東UAEにおいて、今、最も注目を集めているプロジェクトのひとつが「Wynn Al Marjan Island(ウィン・アル・マルジャン・アイランド)」です。

ドバイ国際空港から車で約45分、静穏なビーチが広がるラアス・アル=ハイマの人工島に建設中のこの巨大プロジェクトは、2027年のグランドオープンを予定しており、UAEとしては初となる合法カジノを含む統合型リゾート施設として、国内外の投資家や観光業界から大きな関心を集めています。

手掛けるのは、ラスベガスやマカオで数々のラグジュアリーリゾートを展開してきた世界的カジノ運営企業「Wynn Resorts(ウィン・リゾーツ)」。ホテルタワーは36階建て、総客室数は1,500室超。それに加え、22棟のヴィラ型邸宅、80バースのマリーナ、15,000㎡の高級ショッピングエリア、7,500㎡のイベントホールなど、まさに””超弩級””とも言える規模で開発が進められています。

Wynnブランドが誇る卓越したホスピタリティはもちろん、ミシュランシェフによる高級レストラン、DJイベントを開催するナイトラウンジ、フォーブス5つ星クラスのスパなど、滞在そのものがステータスとなるような空間設計が施されており、完成後は世界中の富裕層が集うプレミアムなリゾートとしての地位が期待されています。

UAE政府は2023年に「GCGRA(General Commercial Gaming Regulatory Authority)」という新たな規制機関を設立し、商業カジノを正式に許可・監督する体制を整備。この動きは、観光立国としての新たな成長戦略の一環であり、Wynnプロジェクトはその象徴的存在です。

すでに建設は順調に進んでおり、2025年3月時点でホテルタワーは34階まで躯体工事が完了。1週間に1フロアのペースで作業が進められており、2025年末には上棟予定とされています。開発費は日本円換算で約6,500億円。UAE史上でも最大級の統合型リゾートプロジェクトです。

単なるリゾート開発にとどまらず、今後のUAE不動産市場全体に多大な影響を及ぼす可能性を秘めた「ウィン・アル・マルジャン・アイランド」。その全貌と、投資先としての可能性を、順を追って解説していきます。

Wynn Al Marjan Islandとは?

「Wynn Al Marjan Island(ウィン・アル・マルジャン・アイランド)」は、アメリカ・ラスベガスを本拠地とするカジノ運営大手「Wynn Resorts(ウィン・リゾーツ)」が手がける、中東初の統合型リゾートです。UAE・ラアス・アル=ハイマの人工島「アル・マルジャン・アイランド」にて建設が進められており、2027年の開業を予定しています。

このプロジェクトの最大の特徴は、UAEとしては初となる合法的な「商業カジノ施設」を備えている点です。すでにUAE連邦政府によってカジノを含む商業ゲーミングを監督する新設機関「GCGRA(General Commercial Gaming Regulatory Authority)」が設立されており、正式なライセンス取得により、法律上の裏付けを持った合法運営が可能となりました。

建築規模は非常に大きく、地上36階建てのホテルタワーには全1,542室の高級客室・スイートを完備。さらに、22棟の独立型ヴィラ「Marina Estates」や、80隻のヨットが係留可能なプライベートマリーナを擁します。敷地面積は3.6ヘクタールに及び、広大な屋外プール、プライベートカバナ、オープンエアレストランなどが緑豊かな空間に融合された、まさに“非日常”の世界が広がります。

注目すべきはその施設内容です。世界的シェフによるファインダイニング、著名DJによるナイトクラブイベント、フォーブス5つ星レベルのスパ、15,000㎡の高級ショッピングエスプラネードなど、滞在そのものがブランド体験となるよう緻密に設計されています。また、7,500㎡のMICE施設(ミーティング・インセンティブ・カンファレンス・イベント)や、最新鋭のシアターも完備されており、富裕層向けの国際的なイベント誘致も期待されています。

このリゾートは、観光インフラとしてだけでなく、不動産投資先としても魅力的な存在です。Wynn Resortsの高いブランド力と圧倒的なホスピタリティ、そしてUAE初の合法カジノという付加価値が、今後の物件需要や地価上昇に大きく寄与すると見込まれています。実際、建設地周辺では複数の住宅開発も進行しており、住宅とリゾートが融合した新たな不動産市場が誕生しつつあります。

今後、世界の富裕層や投資家を惹きつける中東随一のラグジュアリーデスティネーションとして、Wynn Al Marjan IslandはUAE不動産投資の新たなキードライバーとなるでしょう。

カジノ合法化と経済効果

UAEにおけるカジノ合法化は、国家戦略として慎重に準備された一大政策転換です。2023年、連邦政府は「GCGRA(General Commercial Gaming Regulatory Authority)」を新設し、商業ゲーミング産業を合法的かつ体系的に監督・規制する枠組みを整えました。これにより、世界水準の統合型リゾートを誘致するための法的基盤が整備され、Wynn Al Marjan Islandはその第一号案件として公式ライセンスを取得しました。

カジノ開業により見込まれる経済効果は非常に大きく、年間で約6,600億円(約33億ドル)に上る収益が期待されています。これはUAE国内総生産(GDP)の約1.3%に相当し、観光・娯楽産業の新たな柱として位置づけられています。特に注目すべきは、カジノ収益だけでなく、それに伴う周辺消費やインフラ投資、雇用創出による波及効果です。

Wynn Al Marjan Islandの建設地であるラアス・アル=ハイマ首長国では、これを契機に大規模な都市開発とインフラ整備が進行中です。新たなホテルやレジデンス、ショッピングモール、交通インフラが続々と着工され、同地域の不動産価格にも顕著な上昇傾向が見られています。実際、専門家によれば、2023年時点で1平方フィートあたり2,200ディルハム前後だった新築価格が、2030年には1万ディルハム(約40万円)を超える水準まで上昇する可能性があると予測されています。

加えて、UAE政府はこの合法化を観光戦略の一環として位置づけており、欧米・アジアの富裕層をターゲットとしたプロモーションや、航空路線の拡充も積極的に進めています。すでにラスベガス、マカオ、シンガポールと並ぶ“世界のカジノリゾート都市”への仲間入りを狙っており、それに伴い多国籍企業や国際会議の誘致にも力を入れています。

このように、Wynn Al Marjan Islandの開業は、単なる観光施設の誕生にとどまらず、UAE全体の経済構造にインパクトをもたらす国家的プロジェクトとして、今後の投資判断においても非常に重要な指標となります。

アル・マルジャン・アイランドの将来性

アル・マルジャン・アイランドは、アラブ首長国連邦(UAE)のラアス・アル=ハイマ首長国に広がる人工島群であり、現在「第二のパーム・ジュメイラ」として急速に注目を集めています。ドバイ国際空港から車で約45分というアクセス性に加え、美しい海岸線と白砂のビーチに囲まれたロケーションは、観光・居住・投資の三拍子がそろう希少なエリアです。

現在、島内では20棟以上の住宅プロジェクトが進行しており、2025年春以降に順次販売が開始される予定です。物件タイプはスタジオから3ベッドルームまで多岐にわたり、投資用・居住用の双方に対応。IDRE(Invest Dubai Real Estate)によると、一部の1ベッドルーム物件はDhs2,220/平方フィート(約40万円/㎡)前後での販売が見込まれており、完成後にはDhs10,000(約180万円/㎡)に達する可能性もあるとされています。

また、Wynn Al Marjan Islandの開業を起爆剤とした観光インフラの拡充が、周辺エリアの開発を一層加速させています。高級ホテル、レストラン、マリーナ、スパ、国際会議場などが一体となった都市機能が集約され、滞在型観光と定住型不動産ニーズが共存する新たな都市モデルが形成されつつあります。

UAE全体が観光・金融・不動産で新たな成長戦略を描く中、ラアス・アル=ハイマはこれまで“静かな港町”と見られていたイメージを脱却し、次世代のラグジュアリーライフスタイル拠点として台頭しています。今後はさらなるインフラ整備や、他国からの直接投資誘致も加速する見通しであり、アル・マルジャン・アイランドはUAE不動産市場の新たな中核エリアとしての地位を確立していくと期待されています。

投資家にとってのメリット

Wynn Al Marjan Islandは、単なるリゾート施設を超えて、中長期的な資産形成を視野に入れた投資先としても大きな可能性を秘めています。観光とビジネスのハブとして成長を続けるUAEにおいて、ラアス・アル=ハイマの不動産市場は今、まさに成長の初期段階にあります。

まず注目すべきは、観光と賃貸の「二重需要」が期待できる点です。高級観光地としての魅力に加え、Wynnリゾートの周辺には長期滞在型のビジネスユーザーや富裕層の居住ニーズも高まりつつあります。これにより、ホテル運営型のインカムゲインだけでなく、長期賃貸物件としての安定収益も見込めます。

次に、開発段階での取得により、キャピタルゲインのポテンシャルが非常に高いことが挙げられます。現在、周辺物件の販売価格はDhs2,000~2,500(約30万~40万円/㎡)前後ですが、統合型リゾートの完成、国際的イベントの誘致、大型インフラの整備が進むことで、将来的には㎡単価が倍増する可能性も指摘されています。特に、Wynnブランドによるプレミアム価値は、一般的なリゾートエリアとは一線を画す資産価値の上昇を後押しします。

さらに、他のUAE主要都市、特にドバイやアブダビに比べて、現時点ではまだ割安な価格帯で投資が可能である点も大きな魅力です。今後は大手デベロッパーの参入が相次ぎ、価格上昇が加速することが予想されるため、早期参入によるリターンの最大化が狙えます。

税制面でも、UAEは不動産所得に対する課税が極めて軽微であり、グローバル投資家にとっての“節税投資先”としても知られています。加えて、米ドルと連動する通貨制度を採用しているため、為替リスクも比較的低く抑えられる点は、海外投資初心者にも安心材料となります。

総じて、Wynn Al Marjan Islandは、ブランド力・立地・タイミングの三拍子が揃った「今、仕込むべき」投資案件であり、今後のUAE不動産ポートフォリオにおける中核銘柄となる可能性を秘めています。

まとめ

Wynn Al Marjan Islandは、UAE初の合法カジノを備えた統合型リゾートとして、国内外の注目を一身に集める大型プロジェクトです。カジノ合法化による経済効果に加え、アル・マルジャン・アイランド全体の都市開発も急速に進んでおり、不動産市場への波及効果は計り知れません。

不動産投資家にとっては、観光需要と賃貸需要が重なることで安定したインカムゲインが狙えると同時に、リゾート開業による地価上昇を見込んだキャピタルゲインも期待できる極めて魅力的な案件です。さらに、現在は他の主要都市と比べて物件価格が割安な段階であり、先行者利益を享受できるタイミングにあります。

UAE政府の支援とWynn Resortsのブランド力が融合することで、ラアス・アル=ハイマはこれまでにない新たな投資先としての地位を確立しつつあります。不動産ポートフォリオに新しい成長軸を加えるチャンスを探している方は、ぜひこのプロジェクトに注目してみてください。

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