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エジプト政府は、観光を強化するために「South Med」という巨大な不動産プロジェクトを立ち上げました。1兆エジプトポンド(210億ドル)をかける莫大な予算をかけたプロジェクトであり、エジプトの地中海側を「世界有数の観光地に変えること」を目的としています。
政府と民間部門の主要人物が出席したニューキャピタルでの記者会見で、マドブーリー首相がこの計画を発表しました。
エジプト政府とカイロを拠点とするディベロッパー「タラート・ムスタファ・グループ(TMG」)によって、アレクサンドリア西部の沿岸地域で開発される予定です。
マドブーリー首相は
「このパートナーシップは、1兆6千億エジプトポンドの売上と160万人の直接雇用の創出が見込まれ、大きな経済的利益を生み出す」
「このプロジェクトは、ニューアラメインとラスアルヘクマでの取り組みと並んで、何百万人もの外国人観光客を誘致し、広大な雇用機会を提供し、若者をこの地域に引き寄せるだろう」
と述べています。
TMGのCEO、ヒシャム・タラート・ムスタファ氏によると
「アレクサンドリアに近く、アラメイン国際空港へのアクセスが便利な「南地中海」の戦略的な立地と計画されている豪華なアメニティを組み合わせることで、ヨーロッパ、英国、GCC諸国からの高額消費の観光客を惹きつけることが期待される」
と述べています。
South Med(サウスメッド)の概要
- 立地:アレクサンドリアとアラメイン国際空港に近い場所
- ホテル客室:2,000室以上
- 多数の分譲マンション
- リゾート複合施設総面積:23平方キロメートル
- 年間収益:330億ドル(国内総生産の約7%)
- ヨットや観光船を収容できる大規模な国際マリーナ
- クルーズターミナル
ニュースの見解
また、規模の大きい政府公認のプロジェクトが発表されたということになります。
現在、エジプトの地中海沿岸の15のプロジェクトで、約8,000戸の住宅が建設中であり、その多くはアラメイン国際空港近くの便利な場所に位置しており、「South Med」プロジェクトは、この地域の最高の観光地および投資先としての地位をさらに高める可能性があります。
このプロジェクトは最初の12時間で、600億エジプトポンド(12億5000万ドル)の売上を上げるほど話題になっています。